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2008-09-26

天体観測

注意)15歳未満の方はお控え下さい


「あの頃は純情だったな、、」
田代さんは中学時代つき合ってた彼との話をしてくれた。
「はじめての彼氏で、手をつなぐのもドキドキだった」
二人の家は近所にあった。
夜になるとこっそり家を抜け出しては、二人で公園まで歩いたという。
「いつも、、ブランコに乗って、学校の話とか、テレビの話とか、いろんな話をしてた」
誰もいない公園で二人で過ごす時間は特別なものだった。
「彼は星が好きで、私に<あれがオリオン座だ>とか、<この季節は獅子座がみえるんだ>とか、嬉しそうに教えてくれるの」
田代さんは彼のまっすぐな目が好きだったという。
「あの日もそうだった」
月が出て、明るい夜だった。
いつものようにブランコに座り、彼の話を聞いていた。
彼の横顔を見つめていると、視線の先に何か動くものが見えた。
「あの日はいつもより明るかったから、、結構はっきり分かったの」
人だった。
迷彩服を着込んだ数人の男が地面に伏せてこちらを伺っていたという。
「なんかマスクみたいな物かぶってた。私ビックリして、、アッ!って声が出ちゃったの」
気づかれたのが分かると男達は立ち上がり、こちらへ近づいてきた。
男達に気づいた彼は<何ですか!あなた達!>そう言って田代さんの前に立った。
「そいつら何にも言わないで、どんどん近づいて来るんだもん」
やばい、と思った時には遅かった。
そのままのスピードで彼はこん棒のような物で殴りつけられ、田代さんはスタンガンを押し付けられた。
動けない体で男達に袋だたきにされる彼を見ているしかなかった。
「もう、めちゃくちゃだった」
彼が動かなくなっても男達はしばらく殴り続けたという。
「なんとか声を出そうとしたんだけど、、」
田代さんはガーゼのような物で口を塞がれ、気を失った。

気がつくと病院のベットの上だった。
「あ、生きてるんだって、、、」
周りには心配そうに見つめる家族があった。

田代さんは性器と体全体にひどい暴行を受けていた。
男達は彼氏の歯をすべて抜くと、それを田代さんの性器に詰め込み、何度も下腹部を殴りつけていたという。
彼女の体からは数人の男の体液が検出された。
担当医には今後妊娠する事は無いと言われた。
彼氏は集中治療室から出てくる事は無かった。

田代さんは現在警察官になり、公務の間に男達の事を探しているという。
「ぜったい見つけます。でも逮捕はしないですよ、日本の法律じゃ死刑になんないから」
話をしている間、彼女の顔にはチックの症状が出ていた。
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theme : ホラー・怪談
genre : 小説・文学

tag : ホラー 怖い話

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紋白蝶

Author:紋白蝶
香川県在住の妄想家です。
趣味は読書、ゲームなど。
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